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コミュニケーション上手への道②~ボールの投げ方~

世の中の人の悩み、特に人間関係の悩み(恋愛含む)は、ほぼほぼ「コミュニケーション」が上手く機能していないことに因るのではないかということを前回の記事で書きました。

私自身は、決してコミュニケーションの達人ではありません。けれど、達人ではないからこそ、心がけていることがあります☆

そこで、今日は私が心がけていること、すなわち具体的にはどのようにしていけば良いかを、まずは「投げ方」についてお伝えしていきます。

【投げ方の技術とは?】

コミュニケーションはしばしばキャッチボールに例えられます。キャッチボールは投げ手と受け手がいます。この二者の間でボールが行きかうのがコミュニケーションと定義します。この場合、ボールは「伝えたいこと」と定義します。

「伝えたいこと」には「気持ち」や「考え」・「意見」なども含めます。すると、コミュニケーションができている状態とは、【言う側】と【聞く側】に「伝えたいこと」が行き交っている状態ということができます。

ということは、投げる側にも受ける側にもコミュニケーションを円滑にする責任があるといえるでしょう。つまり、投げ手には受け取って貰えるように投げる責任が、受け手には真摯に受け取る責任があるといえます。

【投げ方の3つの技術】

では、具体的にはどのような方法をとれば良いのでしょうか?

① アイメッセージを使う

アイメッセージとは、「私は」を主語にして使う伝達方法です。

例えば。

「連絡がほしい」ということを伝える場合。よくやりがちなのが「連絡してください」という言い方です。

「連絡して下さい」だと、主語は「あなたは」になります。

これをアイメッセージに変更すると「連絡をくれたら嬉しいです」になります。

こうすると、主語が「私は」になります。これなら、受け手の方も、命令されたような気分になりづらく、しかも、一番伝えたい気持ち「嬉しい」も言葉にして伝わるのでストレートです。

実際の会話だと主語が省略されがちなので、相当意識しないと使いこなせないのですが、メールやラインなどの文字でのやりとりでは、比較的使いやすいでしょう。文字のやりとりで意識して使うことで、会話でも使いこなせるようになります。

② 5W1Hを明らかにする

①で主語を「私は」にするアイメッセージに慣れてきたら、もう一工夫。いつ・誰が・どこで・なぜ・どのようにを明らかにしつつ話すと、スムーズです。

例えば、先の「連絡がほしい」をいうことを伝える場合、「(私は)準備の都合があるので、10時までに電話で連絡をくれたら助かります」とアイメッセージにすると、「いつ」・「誰が」・「どのように」・「なぜ」の4項目が入ります。特に「なぜ」と「いつ」「どのように(手段)」をハッキリと伝えることは、相手にとっても自分にとっても大切なポイントが明らかになり、有効です。

また、文の組み立てがハッキリするので、自然にアイメッセージになりやすいのも利点といえるでしょう。

③ 伝わっているかどうか確認する

あまりにも単純なことなのですが、投げたボールが、相手の掌にきちんと収まったのかどうか、確認をすることを怠ってはいないでしょうか?

特に何かの意見や考えを伝えるときには、「今ので伝わったかな?」「これで伝わるかな?」「ここまで良いですか?」と一つひとつ確認をする。そして「わかったよ」「大丈夫だよ」と相手がしっかりと受け取ってくれたのなら「ありがとう」と感謝をする。

結果、感謝を相手に向けて、会話が終わるので、相手はもちろん、自分も気持ちよく会話を終えることができます。

また、相手がこちらの伝えたいことがわからない場合は、当然、わからないポイントを質問してくるでしょう。そのときは、どのような言い方をすれば伝わるのかを擦り合わせるチャンスです。拙くても一生懸命に伝えようとすれば、必ず、受け取って貰える瞬間がきます。受け取って貰えたら、どういう言い方をすればその相手には伝わるのかがハッキリとするはずです。

まとめ|練習あるのみ

私達はよく「私のことをわかってくれない」と言います。それは一見、怒っているようにも見えますが、実は「理解してもらえなかった」という悲しみがその裏には隠されています。そして、何度も同じことが続くと「どうせ理解してもらえないんだ」と悲観し、本音を口にしないようになります。

けれど。その「理解してもらえなかった」ときを、さかのぼってみたら、どうでしょう?

まだ幼い頃だったり、こちらの言い方、つまり投げ方が未熟だったりした点はないでしょうか?そこまで振り返って受け止めることができれば、そのときは相手も受け取り下手だったり、受け止め方が下手だったりしたことに気が付けるのではないでしょうか?

そこまで考えが至ったら、あとは練習あるのみ☆

野球のピッチャーが何万回と投球練習を重ねるように、私達も投球練習をすれば良いだけです。

いろいろ工夫し何度もボールを投げてみて、相手が受け取りやすい言い方を擦り合わせていくうちに、相手の方も受け方が上手になっていきます。すると、お互いにコミュニケーションをとることが楽しくなっていきます

よりよいコミュニケーションにするためには、お互いの努力が必要。そこに気が付いたら、まずは自分から始めることです。

ちょっと折れるようで癪に障るかもしれませんが、相手があなたにとって大切な人であるならば、とにもかくにもやってみることです。

大丈夫。本来、コミュニケーションは楽しいもの。やっているうちに、最初はちょっと癪にさわったことなど、すぐに忘れてしまうはずですよ^^

 

コミュニケーション上手への道①

私がかねがね感じているのは、世の中の人の悩み、特に人間関係の悩み(恋愛含む)は、ほぼほぼ「コミュニケーション」が上手く機能していないことに因るのではないかということです。

そこで、ある日、Twitterでこんな投稿をしました☆

「上司がわかってくれない」「夫が(彼が)わかってくれない」「(親が)わかってくれない」という「悩み」。身の回りでも、よく聞きますよね?

詳しく聞いてみると「その言い方はちょっと…」と感じるものもあるし、「そんな態度で聴かれたら、そりゃあ…ねえ?」と感じるものもあるしで、一概にこうすればOKというものでもないと思います。

そして、私自身もコミュニケーションの達人かといえば、全くそのようなことはありません!むしろ、達人ではないからこそ「心がけていること」がいくつかあるわけです。

そこで、私がコミュニケーションをとるためにどのようなことを心がけているか、いくつか書いてみます。何かの参考になれば幸いです☆

コミュニケーションとは?

コミュニケーション (goo辞書より)

 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。

 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。

[補説]「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の―を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の―がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。

つまり。

コミュニケーションに悩む人は「意思や感情、思考を伝達し合うこと」が出来ていないために悩んでいるということになります。その中でも特に「気持ちが通じ合わない」と悩んでいるのではないでしょうか?

 

【コミュニケーションがとれている状態とは?】

コミュニケーションを、私達はよく「キャッチボール」にたとえます。

キャッチボールには投げ手と受け手がいます。投げ手=(言う側)と 受け手(聞く側)がセットです。この二者の間でボールが行きかうのがコミュニケーションと定義します。

ただし。この場合のボールは「伝えたいこと」と定義します。

「伝えたいこと」には「気持ち」や「考え」・「意見」なども含めます。すると、コミュニケーションができている状態とは、【言う側】と【聞く側】に「伝えたいこと」が行き交っている状態ということができます。

【 コミュニケーションをとるためにするべきこと 】

「コミュニケーションをとるためにするべきこと」はたった2つ。

  • ボールを投げること

  • ボールを受けとること

この2つだけといっても過言ではないでしょう。当たり前のことですが、「もしかしたら、当たり前のことができていないのではないか?」と、ひとまず、考えてみて下さい。

① 「投げたもの」「受け取ったもの」は何か?

コミュニケーションを成立させるために、まず注目してほしいのはボール、「投げているもの」「受けているもの」です。

「伝えたいこと」を投げているのかどうか?「伝えたいこと」を受け取っているのかどうか?まずはそれを点検することが、重要です。

なぜなら、「伝えたいこと」ではないものを投げていること、逆に「伝えたいこと」を受け取り損ねていることが多いからです。

キャッチボールをしたかったのに、投げたものがボールではなく爆弾だったり、石だったり…。あるいは、受け取ったものが石や、爆弾のように見えても、実は相手側はボールのつもりで投げていたり…。

いかがでしょう?

「気持ちが通じ合わない」と悩んでいる人は、きちんと「気持ち」を伝えていますか?泣いたり喚いたりすることで、気持ちを伝えたことにしていませんか?

それは、伝えたのではなく、表現しただけです。

「相手の気持ちがわからない」と悩んでいる人は、きちんと「気持ち」を聴いていますか?「本当の気持ち」を気持ちを聞いていますか?言葉に出して訊ねていますか?

どちらも「本当に伝えたいことは何か?」を見極め、素直に言葉にする姿勢が大切です。

② 投げ手(言う側)の投げ方はどうか?

投げ手に注目してみます。投げたボールを受け取って貰えなかったとしたら、どのような理由で受け取って貰えなかったのでしょうか?

ボールの飛んだ距離が短くて、相手に到達しなかったのでしょうか?それとも、相手の立つ場所よりも遠くに投げすぎたのでしょうか?もしくは、距離はよくても、相手が飛びついても届かないような場所に飛んでしまったのでしょうか?

「伝えたいこと」をわかって貰えなかったときの会話を思い出してみたとき、どのイメージがあてはまるかを考えてみると良いと思います。

受け取って貰えなかったボールの行方をしっかりと見て分析する、そのことで、次にどのように投げれば良いのかがわかります。

③ 受け手(聞く側)の受け方はどうか?

では受け手側はどうでしょうか?相手の投げたボールを受け取れなかったのは、どのような理由で受け取れなかったのでしょうか?

相手の投げたボールは、あなたがキャッチできる場所に届いていたのでしょうか?ボールの飛距離が短くて、ずいぶん手前に落ちてしまったのでしょうか?それとも、あなたの頭上を超えて、手の届きようのない飛んでいってしまったのでしょうか?

こちらも、相手が何を「伝えたい」のかわからなかったときの会話を思い出して、どのイメージがあてはまるかを考えてみると良いと思います。

受け取れなかったボールの行方をしっかりと見て分析するそのことで、次にどのように受け取れば良いのかがわかります。

最後に|投げ方と受け取り方を改善する

相手に伝えたいこと相手が伝えたいこと、それがいったい何であるかをまず見極める。それだけで、コミュニケーションはずいぶんとやりやすくなるはずです。

とはいえ、受け取りやすいところに投げる、あるいは投げてきたものを上手に受け取るには、やはり技術が必要でしょう。

なぜなら、その相手によって、受け取れる範囲や、投げ方の癖というものはどうしてもあるからです。

投げ手は相手が受け取りやすい工夫をする

受け手は受け取りやすい「投げ方」を伝える

そのようにして、お互いに相手とすり合わせていくことが、コミュニケーションの楽しさであると私は思います。

では、具体的にはどのようにしていけば、こうした「すり合わせ」が出来るのでしょうか?

その一つ一つの方法については、また詳しく書いていきます。(続きます)

 

第5チャクラ<心を伝える人と仮面を被った自分>

喉のチャクラ
【元素】
エーテル
【場所】
首のつけね中央部。甲状腺、副甲状腺。口、喉、耳と関わる
【バランス】

開きすぎ/口数が多すぎる、独断的、ひとりよがり、傲慢

滞っている/自己表現できない、頼りない、考えが矛盾している。

バランスが整う/心を伝える人、満足している、簡単に瞑想に入ることができる、芸術的な直感力を持つ。

【テーマ】

コミュニケーションと自己表現

気持ちを表現し、真実を他人と自分に伝えること

【原型】<心を伝える人と仮面を被った自分>
⚫仮面を被った自分
道化の姿で現れることもある。道化はいつも笑ってジョークを飛ばし、どんな状況にあっても不自然なまでにポジティブな考え方をする。しかし実際は誰からも愛されず話を聞いてもらえないという悲痛な思いを隠そうとしている。

感情を率直に正直に表現できない人。理不尽な要求を断りたい場面でもとにかくイエスと言ってしまう。結果、怒りやフラストレーションを積み重ねる。言葉のない沈黙ではなく真実が語られない沈黙。

仮面を被った自分の痛みは子供時代のトラウマ。自分の意見には価値がないと思い込んでしまったことによる。真の自分を拒絶されることに対処しようとして、それを抑え込んでしまった。大人になってもその子供は封じ込められたままで成長を拒み、自分の人生を生きる責任から逃れようとする。

⚫心を伝える人
下位のチャクラへの働きかけを経てハートの求める哀れみを手にしている。そのため、言うべきことを聞いてもらえないときにも自分のコミュニケーション能力の問題ではなく、聞き手が言われたことを受け入れる段階にまだ達していないだけだと悟る。

心を伝える人は言葉に裏表がない。明瞭に目的をもって自己表現できる。心を伝える人が説得力を持つのは聞き手に自己表現と内名る自己の誠実さとに差がないと感じさせるため。話すときも書くときも言葉をよく考えて発する。

心を伝える人は自分の痛みや怒りを表現する権利があると知っている。そのさいに他人を傷つけない方法をとる。他人とのコミュニケーションに心と精神を集中させる。口にしたり書いたりした言葉の力をよく知っている。

【アファメーション】

⚫私は自分のために声をあげようとしています。

⚫私が話すべきことは聞いてもらう価値があります。

⚫自己表現や創造性の追求は私の喜びです。

⚫私は他人の要望に耳を傾け、それを認めます。

⚫私はいつもハートで話します。

⚫私は言葉を口に出す前にじっくり考えます。

~ チャクラヒーリング / リザ・シンプソン著より抜粋 ~