タグ別アーカイブ: パープル

【 色名の由来 】紫/パープル

アソシエーションカード・ファシリテーター講座では「色名に由来する色の意味について」学びます。講座内で扱う色はテキストに書かれているのですが、それ以外にもTCで扱う14色について調べてみたら面白かったので、こちらで紹介します☆

※参考文献

『決定版/色の名前507』福田邦夫著

 

◆ 紫

二次的色彩語。色名。

可視スペクトルの中には紫に見える波長の光はない。紫は可視光の両端波長の赤と青の光が同時に光を刺激することによって見える色。

ところが日本人は赤と青の混色によらなくても紫色を染めることができる植物染料を古代に発見していた。それがムラサキ科の多年草の紫草。紫草は白い花を咲かせるのだがそれが群がって咲くところから叢咲きがむらさきになったという語源説がある。

紫草についての詳しいサイトはこちら

◆ パープル

パープルは借入語。紀元前13世紀に栄えたフェニキア人の重要な交易物質だった貝紫に由来する語源は古代ギリシア語のポルフォラ(porphura)ラテン語のプルプラ(purpra)に由来するこの太古の紫色は古代ギリシア人の間ですでに謎の色になっていたそうだがローマ皇帝、とりわけ東ローマのビザンチン帝国の権威権力を飾った色として歴史上有名な紫でもある。西洋でも特殊な意味や由来を持つ色になってしまったがこの貝紫はどちらかというと赤紫。(青よりの紫は英語ではバイオレットとされる)

***

 

補色について

補色 = 色相環 で正反対に位置する関係の色の組合せのこと

例えば。

イエローの補色はパープルです。

パープルは ブルーとレッドで出来ています。

理想と現実

精神と肉体

男性性と女性性など

二元性を越えた色。

 

イエローは

最も明度が高く

光をたくさん反射させる物理的にも明るい色です。

そのため、最も脳を刺激する色と言われています。

 

個人的には

この組み合わせ

<パンジー>と覚えています(笑)

 

 

では

カラーセラピーの視点から

このふたつの色を見てみましょう。

 

イエローには 論理・昼

パープルには 直感・夜 と

まさに 反対のキーワードがあります。

 

ところが

共通するものとして

高貴・プライドという

キーワードがあります。

 

 

では セッションで

この補色をどう活かすかです。

 

 

例えば。

クライアントさんが

イエローに食らいついた(笑)とします。

 

お話を傾聴していると

「「論理」で考えすぎていて、ぐるぐる回ってばかり。なかなか、一歩が踏み出せない」という言葉が出てきました。

 

この場合。

イエローの「論理」的な部分が過剰になってしまっていて、悩んでいるのかな?と考えられるでしょう。

 

そこで。

 

「補色のパープルを取り入れましょう☆」と 提案しても もちろん良いと思います。

その場合は補色であるパープルの意味もお伝えしてさしあげてください☆

(それにより、クライアントさんが気づきを得られるため)

 

 

でも・・・。

ここで、ひと工夫☆

 

カラーセラピーで

潜在意識から紐解かれた感情。

これを

整理してあげることに

セラピストが

使ってみてはいかがでしょう?

 

 

例えば・・・。

 

イエローの意味を提示しながら、補色のパープルの意味にもさらりと触れ

「考えてばかり・・・と悩んでいるのなら思考(イエローの「論理」)に左右されずに感じていること(パープルの「直感」)を優先してみると、楽しい(イエロー)のでは?」

提案してみても 良いのではないでしょうか?^^

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

どんな色も

ポジティブなとき

ネガティブなときがあります。

すべてがバランスよくあるのが

人が心穏やかに過ごせるときなのだと思います。

 

 

そして

これは私が常々感じていることですが

何かに葛藤するときは

その感情にどっぷりと沈んでいるとき。

 

そこから、一歩 下がってみるだけで

「あ、わたし、悩みのなかに入り込んでたな」と

気がつくことができます。

 

自分自身を俯瞰してみる

それだけで

ずいぶんとラクになれるものだし

一度、その地点を経験すると

いつでも、そこに戻ってこれるようになります。

 

14色のカラーボトルから

紐解かれた感情・・・。

 

他のどんなセラピーとも違うのは

自分が自分で色を選んでいるということです。

(答えを自分で出しているのです)

 

 

だからこそ

そこに出てきた

どんなネガティブな感情も

大切に扱ってあげること。

 

それが、自分を大切にするということだと

クライアントさんに

体感していただけるといいですね☆

 

 

パープルのアファメーション

<パープル> キーワード 「夢」

e24e66e32bdc2d48a32e84fc5da7c0d6_s.jpg

「私は夢を叶えました。」
「私は○○という夢を実現し、幸せに満たされています」
「私は○○な日々に、今、満足しています」

 

上の言葉を、口に出して言ってみてください。
一番しっくりくる言葉があなたの望む「現実」。

下線部は あなたが そうなったら、
どんな気持ちになるのかを先取りして
いれてみてください☆

夢は「叶う」から「夢」
そのことを 覚えていてくださいね☆

パープル ~ その人となり ~

~  個性  ~

※   【 】はその人の本質
     赤字 はその本質が適当に働いているとき
     青字 はその本質が過剰になって働いているとき

【 独創的 】

→ 芸術性 マニアック

→ 「変わっている」「独特」と思われやすい   コンプレックス

【 プライド 】

→ 気高い 品がある

→ 近寄りがたい

【 独立 】

→ 一人で行動できる

→ 団体行動 あたりさわりのない会話が苦手

【精神的 霊的なことに関する理解 】

→ 神秘的

→ 現実逃避 空想に耽りがち

【 感性 > 論理 】

→ センスがある 直感的

→ 理論だてて説明されるのもするのも苦手 わかりにくい

 

 PURPLEの人は、他人と違っている自分に対し、価値を見出したり、逆にコンプレックスを持っていたりします。ある意味、突き抜けていますが、現実的ではないので「地に足がついていない」傾向があります。また人間関係においては「うわべだけのつきあいは必要ない」と思っています。本音で話せる人とだけ長く付き合いたい と思っているのがこの人の特徴です。



< PURPLEの人へのメッセージ>
何か うまくいかないことを 抱えているのだったら あなたの素晴らしい【本質】が 過剰になっていないか  振り返ってみてください。
あなたの考えていることが 現実逃避になっていないか 振り返ってみてください。
あなたは、人と同じではないことに自信を持つことがポイントです。独創的であることに誇りを持つのがあなたにとっては必要なこと☆
補色のイエローの性質である 「論理」を ときには意識して人と関わってみると 良いかもしれませんよ☆