アソシエーションカード・ファシリテーター講座では「色名に由来する色の意味について」学びます。講座内で扱う色はテキストに書かれているのですが、それ以外にもTCで扱う14色について調べてみたら面白かったので、こちらで紹介します☆
※参考文献
『決定版/色の名前507』福田邦夫著
◆ 緑
基本色彩語(その言葉の意味や由来を説明することが困難な「経験の言語」)色覚の主要色
緑はミツ/ドリのようにふたつに分けられている。色を表す言葉ではなく「瑞々しい」を意味する言葉だったと言われている。新生児を「みどりこ」若々しい艶のある黒髪を「緑の黒髪」というのはそれに由来している。
◆ グリーン
色覚の主要色
グリーンの古い綴りはgrene。もともとは「萌え出る草の色」つまり萌黄色のことだった。生長する=grow、草=grassと共通の語根を持つので日本語の緑と同様に瑞々しさ、若々しさを象徴する。
グリーンからの連想は緑の場合のように平和と安全な自然に繋がっているわけではない。西洋では毒薬、死者の色、カビなどの不吉なイメージにも結び付く。
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