アソシエーションカード・ファシリテーター講座では「色名に由来する色の意味について」学びます。講座内で扱う色はテキストに書かれているのですが、それ以外にもTCで扱う14色について調べてみたら面白かったので、こちらで紹介します☆
※参考文献
『決定版/色の名前507』福田邦夫著
◆ 黄
基本色彩語(その言葉の意味や由来を説明することが困難な「経験の言語」)色覚の主要色
七色の一つ。菜の花や黄葉した銀杏の葉の色、三原色の一つ。日本語の黄の語源は不明。古訓は「明し」で赤のカテゴリーに含まれていた。日本では平安時代以降使われるようになった。
中国では「天地玄黄」のように根元的な色とされ、五行の五色ではすべての中央を象徴。皇帝の色。
◆ イエロー
基本色彩語(その言葉の意味や由来を説明することが困難な「経験の言語」)
イエローの原形はgeolu。古ゲルマン語系とラテン語系に共通する印欧語にさかのぼることができるそうだ。日本語の黄は古訓が「明し」で赤のカテゴリーに含まれていたとされているが、こちらは緑のカテゴリーを共有していた。ラテン語の黄は「色褪せた緑」を意味していたそうだが英語イエローのもとの意味も萌黄色、萌え草色だったという。また、古ゲルマン語ではイエローの原型はイエローとゴールドの両方の語源とされている。
太陽のシンボルを赤にするのは日本と韓国、中国の一部くらいで、大多数の民族は太陽の色は黄色。英語では太陽だけでなく物理的な光線の色も神聖な光の色も黄色で表される。
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