「お空はどうして青いの?」
幼子にそう問われたら、あなたは答えられるだろうか?
「海はどうして青いの?」
「お水は透明なのにどうして青に見えるの?」
そう問われたら、あなたは答えられるだろうか?
いやきっと。
あなたは微笑んでこういうだろう。
「さあ、どうしてだろうねえ」と。
そう、その言葉が実は正しい。
空の青は「現象」
実態のないもの
水の青は「象徴」
冷たさと湿り気、火を消すもの。
空は誰のものでもなく、どこからでも見える
自由と平等、でも手が届かない<理想>
水は器によって形を変える
愛情、感情、受け入れるもの、内側にあるもの
空の青 水の青
同じようで違う
似て非なるもの
されど
空も青 水も青
表現しないと伝わらないもの
発信しないと伝わらないもの